アキハバラ@DEEP 石田衣良

つっこみどころが多すぎて。。。

なんといってもアキハバラ@DEEPの面々が一生懸命クルークの開発をするところがあるのですが、イズムは設定が天才プログラマーだからいいとして、他の面々がプログラムを書けるとは思えない。アキラなんて絶対に無理でしょう。オタクの8割(個人的見解)がプログラムなんて書けない人種だ。

最後のつめの部分も急ぎすぎて尻切れの印象を否めない。もうちょっと書きようがあったんじゃあないのかなあ。書いていて途中で飽きてきちゃったんじゃないかなあ。

ネットの中を生きる擬似生命体のアイディアは使い古されているし。
でも検索エンジンとしてのクルークの発想は面白かったです。あんまりこの分野詳しくないんでもうすでに使い古されている発想かもしれませんが。

主人公たちがある意味社会不適応者というアイディアのみで押し切り、サクッと読めてしまい、面白いのは面白いのですが、少年少女向けのライトノベルの域をでてないです。