生物と無生物のあいだ

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

難しい科学書かと思いきや、ある意味エッセイというか回顧録のような内容。カエルの子はなぜカエルなのかと言う根本的な問題から、生の神秘に柔らかい語り口調で切り込んでいきます。ちょっと叙情的になってしまうところはご愛嬌といったところか。
DNAとは何かという根本的な謎が分かります。